なぜメンフィスなのか。賃貸不動産市場。

メンフィスの人口は約60万人。以前はテネシー州で最大の都市だったものの、現在ではナッシュビルに抜かれているそうです。ブログの背景写真に写っているのがミシシッピ川。メンフィスは、国際エクスプレスのフェデックスの本社、メインハブがある都市としても知られています。現地で話したところ、いろんなところに車で出かけられるそうです。車でニューオリンズまで5時間。シカゴまではちょっと遠いですが8時間です。輸送会社がハブに選んでいるのが分かります。

都市最大の雇用主であるフェデックスの他に、アマゾンのウェアハウス、ナイキの工場と輸送センターもあるとのこと。そして、フォードの電気自動車工場が建設中で、2025年に製造開始の予定です。これらの場所で労働力を提供している人たちは、それほど高い収入を得ているわけではありませんが、雇用自体は安定しているようで、歴史的に住宅を賃貸する人が多いと聞きました。工場建設で新しい雇用が生まれているので、その傾向は続いていくと見られています。

私が10年前に連絡を取ったMemphis Turnkeyという会社は、古い家を購入して改築して投資家に売るというビジネスをしいて、現在も営業しています。賃貸不動産のマーケットがしっかりと存在していて、継続的なビジネスが可能ということなんだと思います。最初に目をつけて、実際に購入するまでに10年かかってしまったのですが、10年経ってもビジネスが続いていて、これまで連絡してきた人たちが変わらず同じビジネスに携わっているのはとても重要で、だからこそ確信を持ってメンフィスを選ぶことができたと思っています。